介護施設における「民間施設」と「公的施設」の違いとは?

公開日:2026/05/15  

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介護施設には大きく分けて民間施設と公的施設の2種類があります。民間施設には介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームなどがあり、公的施設としてはケアハウス特別養護老人ホームなどが代表的です。本記事では、民間と公的それぞれの施設の特徴と種類を詳しく解説します。

民間施設の特徴とその種類

民間の介護施設には、自立して生活できる方から要介護度の高い方まで幅広く対応できる施設があり、入居者の状態や希望、経済状況に応じて選べる点が大きな特徴です。ただし、施設ごとに家賃や食費、サービス内容が異なります。月額費用には幅があり、高級志向の施設から比較的費用を抑えた施設までさまざまな選択肢があります。主な民間施設は介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、グループホームの4種類です。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、24時間介護職員が常駐しており、食事や生活支援、身体介護、看護やリハビリなど幅広いサービスを施設内で一体的に受けられる点が特徴です。介護保険サービスは要介護度に応じた定額制のため、費用の見通しが立てやすいメリットがあります。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは、自立した方から要介護の方まで入居可能です。生活支援や見守りなどの基本サービスは施設が提供しつつ、介護サービスは外部の事業所と契約して利用します。そのため必要なサービスを自由に選べる柔軟さが魅力ですが、利用量によって費用が変動しやすい点には注意が必要です。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、バリアフリー設計の賃貸住宅であり、安否確認や生活相談サービスが付いた住まいとしての性格が強い施設です。一般型では外部の介護サービスを利用し、介護型では施設内で介護を受けられます。自由度が高く、自分らしい生活を重視したい方に向いています。

グループホーム

グループホームは、認知症の方を対象とした少人数制の共同生活施設です。5〜9人程度のユニットで生活しながら、料理や洗濯などを分担して行います。家庭的な環境のなかで生活機能の維持や認知症の進行緩和を目指す点が特徴で、地域密着型サービスとして同じ市町村の方が入居できる仕組みになっています。

公的施設の特徴とその種類

公的介護施設とは、国や自治体などの行政機関が運営または管轄している施設であり、民間施設と比べて月額費用が比較的安い点が大きな特徴です。また、低所得者や要介護度が高い方、在宅生活が困難な方などが優先的に入居できる仕組みになっているため、必要性の高い人ほど利用しやすい傾向があります。代表的な公的施設としては介護保険3施設と呼ばれる特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院に加え、ケアハウスや養護老人ホームなどがあります。

ケアハウス

ケアハウスは軽費老人ホームの一種で、経済的負担を抑えながら生活できる施設です。主に家族の支援が受けにくい方やひとり暮らしに不安のある高齢者が対象となります。一般型と介護型があり、一般型は生活支援サービスが中心で介護サービスは外部利用となる一方、介護型では施設内で介護サービスも受けられます。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム(特養)は、要介護3以上の方が対象となる施設で、24時間体制で介護を受けられるのが特徴です。食事や入浴などの身体介護から看取りまで対応可能で、費用も介護保険により比較的低く抑えられています。

ただし人気が非常に高く、待機者が多いことが大きな課題となっています。入居は申込順ではなく、要介護度や家庭状況などの緊急性を点数化して優先順位が決まる仕組みです。また、医療的ケアが常時必要な場合には入居が難しい場合もあります。

介護老人保健施設

介護老人保健施設(老健)は、在宅復帰を目的としたリハビリ中心の施設です。理学療法士や作業療法士など専門職が常駐し、医療的ケアとリハビリを集中的に受けられる点が特徴です。長期入居を前提とせず、一定期間のリハビリ後に自宅や他施設へ移ることが前提となっています。

費用も比較的安く、退院後の在宅復帰支援として利用されるケースが多い施設です。

介護医療院

介護医療院(旧介護療養型医療施設)は、医療ニーズが高い要介護者の長期療養を目的とした施設です。医師や看護師に加え、薬剤師や栄養士なども配置され、点滴や経管栄養、たん吸引など高度な医療ケアにも対応できます。

看取りやターミナルケアにも対応しており、終の住まいとして選ばれることもあります。ただし医療依存度が高い分、生活環境やプライバシー面には注意が必要です。

養護老人ホーム

養護老人ホームは、介護ではなく生活支援を目的とした施設で、経済的・環境的に困難を抱える高齢者が対象です。自治体の措置によって入所が決まる点が特徴で、契約型の施設とは異なります。近年では介護保険サービスの利用も可能となっており、必要に応じて介護サービスを組み合わせられます。

まとめ

本記事では、介護における民間施設と公的施設の違いについて、それぞれの特徴や代表的な施設をわかりやすく解説しました。民間施設は、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サ高住、グループホームなどがあり、入居者の状態や希望にあわせて柔軟に選べる点が魅力です。ただし費用やサービス内容には幅があり、ライフスタイルや予算に応じた比較検討が重要です。一方、公的施設は特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護医療院、ケアハウス、養護老人ホームなどがあり、比較的費用が抑えられています。ただし、要介護度や経済状況などに応じた入居制限や優先順位が設けられており、待機期間が発生する場合もあります。施設ごとに明確な違いがあるため、本人の心身の状態や将来の生活設計を踏まえて選ぶことが大切です。

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