ペットと過ごしたい!犬や猫と一緒に入居できる高齢者向け住宅はある?

公開日:2022/10/15  


高齢者向け住宅への住み替えを検討するうえで、飼っているペットと一緒に住めるかが気になっていませんか。現在ペットを飼っていない方でも、入居後にペットと暮らしたいという希望を持っている方もいるでしょう。本記事では、ペットと暮らすことを希望する方に向けて、ペットと一緒に住める高齢者向け住宅について解説します。

ペットと一緒に入居できる高齢者向け住宅は少ない

ペットと暮らせる高齢者向け住宅はあるものの、数は少ないのが現状です。高齢者向け住宅の検索サイトでペット可の施設を探してみても、検索結果として表示される件数は非常に少ないでしょう。入居者のペットの好き嫌いだけでなく、衛生面での管理やアレルギー、飼い主が世話をできなくなったときのペットの取り扱いなど、施設側で対応すべき課題が多いことが広まりにくい原因のようです。

ペット可の高齢者向け住宅の特徴

ペットを飼える高齢者向け住宅の特徴としては、次の3点があります。

ペット専用の設備やサービスがある

ペットを飼える高齢者向け住宅には、ドッグランや足洗い場、トリミング設備などのペット専用の設備が整備されている施設もあります。設備だけでなくペットの一時預かりや通院同行サービスを行っている施設もあるので、安心して飼える環境かどうかを判断するうえでは設備だけでなくサービスについても確認してみましょう。

ペットが飼える部屋と飼えない部屋が分かれている

ペットを飼える高齢者向け住宅であっても、すべての部屋でペットが飼えるわけではないようです。1階はペット可、2階はペット不可といった形で、ペットを飼える部屋が分かれています。ペットが苦手なほかの入居者との住み分けを考えて施設側がルールとして設けているようです。

ペットに関する費用がかかる

ペットとともに入居することから、追加の費用が発生します。敷金が通常より多い、保証金やペットの管理費が必要になるなど、ペットなしの場合と比べて費用がかかりますので、入居に当たって金額を計算する場合はしっかり含めておきましょう。

ペット可の高齢者向け住宅に入居するときの注意点

ペットを飼える高齢者向け住宅に住み替える場合、入居後にトラブルにならないよう事前に確認しておきたい注意点があります。

入居できるペットの要件

ペット可といっても、どんなペットでも受け入れてもらえるわけではありません。どういったペットが飼えるかは高齢者向け住宅によって異なるので、規約などを確認しましょう。犬や猫といったペットの種類だけでなく、ペットの体長の制限がある場合もあります。大型犬を飼っている場合はとくに注意しましょう。

しつけができていないペットやどう猛な種類のペットなど、ほかの入居者に危害を加えるおそれが大きいときも受け入れてもらえない場合があります。また、飼育できるペットの頭数にも制限があるのが一般的です。トラブルを避けるためには、施設側にどのようなペットを飼っているかを事前にはっきりと伝えることをおすすめします。

ペットを連れて入れる場所

ペットが飼える部屋が分けられているように、ペットを連れて入れる場所も制限されているのが一般的です。部屋の中でしか飼えないのか、共有スペースや敷地内に連れて出ることができるのかを確認しましょう。ペットを飼える高齢者向け住宅であったとしても、わずかなスペースでしか暮らすことができないとなると一定の運動量を必要とするペットにはストレスを与えてしまいます。ペットとともに幸せに暮らすためにも、ペットが必要とするだけの運動ができる環境にあるかをチェックしておきましょう。

飼い主やペットが病気などになったときの対応

長い間住んでいると、飼い主が体調不良になることがあれば、ペット自身が体調不良になることもあるでしょう。ペットの世話ができない状態になったときや、ペットの治療が必要になったときにどのような対応をしてもらえるのかは高齢者向け住宅によって異なります。ペットの面倒を代わりに見てくれるサービスがあったとしても、有料か無料かで生活設計が変わってきます。月々のペットの管理費に加えて上記のサービスの利用料が発生したとしても不都合なく暮らせるかは検討しておくとよいでしょう。

また、場合によってはペットより先に飼い主が亡くなることも考えられます。ペットが辛い思いをしないよう、飼い主が亡くなったときにどのように対応してもらえるのかも確認しておきたいところです。

ペットを飼っている入居者がほかにいるか

ペットを飼っている入居者がほかにいれば、既存の入居者はペットがいる環境にある程度慣れているでしょう。しかし、あなたがペットを連れた初めての入居者の場合、においや鳴き声などでトラブルになりやすいかもしれません。ペットを飼える高齢者向け住宅だとしても、入居者全員の理解が得られているとは限りません。ペット可の高齢者向け住宅が少ないので選り好みはできませんが、ペットを飼っている入居者がすでにいる施設であればトラブルになりにくいでしょう。

まとめ

ペットと一緒に住める高齢者向け住宅についての解説でした。ペットを飼える高齢者向け住宅はあるものの、絶対数が少ないため必ずしも希望に合った施設が見つからないかもしません。だからといって希望と大きく異なる高齢者向け住宅に入居すると、ペットにとっても飼い主にとっても幸せな生活につながらない可能性が高くなります。ペットを家族として大切に思うのであれば、安心して暮らせる高齢者向け住宅を選びたいものです。

【札幌市】おすすめの高齢者向け住宅5選

イメージ
会社名中銀ライフケア札幌ネクサスコート光ハイツ・ヴェラスウィステリアグランウェルネス
特徴自由度が高く施設が充実している。コミュニケーションツールも豊富全施設365日24時間看護師が常勤。レクリエーションも行っている明るく開放的な空間で生活できる。サポートも徹底しており安心コンシェルジュが生活をサポートしてくれる。入居後も自由に暮らせる入居者の自由な暮らしを尊重!さまざまな共用施設がある
詳細リンク

おすすめ関連記事

サイト内検索