サービス付き高齢者向け住宅で受けることができるサービスとは?

公開日:2022/03/01

サービス

年齢を重ねるにつれて、将来一人で生活していくことに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そして、生活に援助が必要な高齢者向けの住宅には、有料老人ホームや養護老人ホームなど多くの種類があります。そこで、入居を検討する際は、特徴を知った上で検討するようにしましょう。

サービス付き高齢者向け住宅で受けることができるサービス

将来、配偶者が亡くなったり、お子様が独立したりすると、一人で老後を過ごさなければならない方も少なくないでしょう。また、老化によって日常生活が困難になったり、何らかの病気にかかりやすくなったりすることも事実です。

そこで、日本ではお年寄りの方を対象とした施設や物件が右肩上がりで増加しています。しかし、一人で日常生活を送ることが困難になっている方や、食事や入浴、排せつなどの日常生活に欠かせないことを支援なしに行うことが難しい方を対象としているケースがほとんどです。

そこで、自立して生活可能なお年寄りの方向けの賃貸物件として、2011年からサービス付き高齢者向け住宅が運営されているのです。また、施設ではなく、あくまで賃貸物件となっているため、食事や入浴の補助はありません。つまり、自由に自立した生活ができるよう、最低限のサービスだけを提供しているのです。

また、お年寄りの方を対象とした物件や施設には多くの種類があり、入居を検討する際にどこが適しているのか、わからなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、まずはサービス付き高齢者住宅の内容や特徴について、解説します。

基本的には自立した生活ができる方の入居を想定しているため、毎日の安否確認と生活相談の支援だけが提供されています。ただし、主に2つの種類があり、一人で生活ができる方だけを対象とした物件と、将来的に日常生活が困難になってもサポートが受けられ、住み続けられる物件があります。

生活を支援するプランの付帯していない物件では、基本サービスのみの提供となっているため、賃料は安くなります。ただし、将来的に生活に関する補助が必要になってしまうと、別の施設に移らなければならないケースも珍しくありません。

一方、生活に関する支援などが付帯している物件では基本のサービスに加え、入居者の必要に応じて、生活支援や介助などの充実した内容を提供している物件があります。

サービス付き高齢者向け住宅の費用相場

施設への入居と聞くと、初期費用や毎月の支払いに高額なお金がかかるのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。実際に、有料老人ホームに入居する際の初期費用では、500万円が平均となっています。

また、なかには入居費用として1,000万円前後の高額な費用がかかる場合もあります。一方、サービス付き高齢者向け住宅は、施設ではなく、あくまで賃貸物件という扱いです。そのため、一般的な入居費用として想像されるような高額な費用は発生しません。

したがって、入居費用は賃貸物件とほとんど同じ仕組みになっており、入居にかかる初期費用として敷金を賃料の2~3か月分を支払います。そして、月額費用として、賃料や水道光熱費、サービス料を含めた金額を支払います。

また、月額の費用は利用する内容によって異なり、基本的なサービスだけの利用の場合は10~30万円、基本のものに加えて生活補助などを利用する場合は、15~40万円が相場となっています。

サービス付き高齢者向け住宅を選ぶ際のポイント

2011年に物件の運営が開始されてから右肩上がりで施設数が増加しています。そして、どこの物件に入居しても変わらないのではないかと考えがちですが、入居する施設は慎重に検討することをおすすめします。

なぜなら、なかには安否確認が充分に行われていなかったり、設備が古くなってしまったりしている物件も少なくないからです。そこで、入居を検討する際は、4つのポイントについてチェックすることをおすすめします。

まず、入居を検討している物件の周辺に、スーパーや病院があるかどうか、家族や友人と会える距離かどうかを検討するようにしましょう。次に、提供されている基本サービスだけで充分かどうかも確認しておきたいポイントです。介護を必要としているにも関わらず、充分なプランが付帯していない物件を選択してしまうと、自分で外部の業者を手配しなければなりません。

また、物件の中にはカラオケや温泉がついているものがあります。そこで、設備や環境についても確認しておくと安心です。最後に、食事のサービスも物件によってさまざまなスタイルがあるため、事前にチェックしておくようにしましょう。たとえば、宅配弁当を手配しているところもえれば、厨房で調理して提供しているところもあります。

 

要介護度の低い方の生活を支援することを目的としている賃貸物件としてサービス付き高齢者向け住宅があります。そのため、基本の内容は、安否確認と生活相談だけが付帯しているところが多いのです。しかし、中には生活支援を行っている物件もあるため、必要な援助に応じて物件を検討するようにしましょう。また、物件選びでは、立地やサービスの内容、設備、費用なのバランスを考慮して選択すると安心です。

【札幌市】おすすめの高齢者向け住宅5選

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会社名中銀ライフケア札幌ネクサスコート光ハイツ・ヴェラスウィステリアグランウェルネス
特徴自由度が高く施設が充実している。コミュニケーションツールも豊富全施設365日24時間看護師が常勤。レクリエーションも行っている明るく開放的な空間で生活できる。サポートも徹底しており安心コンシェルジュが生活をサポートしてくれる。入居後も自由に暮らせる入居者の自由な暮らしを尊重!さまざまな共用施設がある
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