事前にチェック!高齢者向け住宅に入る際に必要な持ち物とは?

公開日:2022/05/15   最終更新日:2024/6/24

高齢者施設

高齢者向け住宅への入居が決まれば、引っ越しの準備を始めなくてはなりません。備え付けの家具の有無は施設によってさまざまです。また、キッチン、トイレが居室に完備されているかどうかも施設ごとに異なります。確認の上、時間的余裕を持って準備をしましょう。それでは、どのような物が必要なのか、具体的に見ていきましょう。

必ず用意したいもの

必ず必要となるものは、衣類、日用品、食事に関する物がほとんどです。基本的には入居に関する書類に書かれている物を準備すれば間違いありません。どのような物かを確認していきましょう。

衣類・タオルなど

まず衣類やタオル(バスタオル、フェイスタオル)が必要です。衣類の中でも下着、部屋着、パジャマ、靴下は必須となります。これらを、まずは1週間分を目安に用意しょう。

1週間の旅行に出かける際の準備を想像すると分かりやすいかもしれません。衣類は、脱ぎ着がしやすい前開きの物がよいでしょう。スリッパや内履き、外出する可能性がある場合は外履きも必要です。

履きやすいものを持参しましょう。季節によって必要な物もあります。冬は、肌寒い時に羽織るカーディガンやストールが便利です。車椅子での生活をされている方はひざ掛けもあるとよいかもしれません。

洗濯代行サービスを利用できる施設が多いので、最初は最低限で用意し、足りない分を足していくとよいでしょう。そして、洗濯代行サービスに出す可能性がある衣服類には油性マジックで名前を書いておきましょう。

他の入居者のものと見分ける必要があるためです。こちらも入居前に済ませておきましょう。また、タンスなどの家具が用意されていない施設では、衣類ケースも必要となるので確認する必要があります。

持参が必要な場合も、部屋の広さや構造を考え、前もって施設スタッフに相談をして決めることをおすすめします。その際、ハンガーの有無も確認しておくとよいでしょう。

日用品

洗面用品や身だしなみ用品の用意をしましょう。歯ブラシ、歯磨き粉、うがい用コップ、石けん、シャンプー、リンス、爪切り、耳かき、ヘアブラシ、ティッシュペーパーなどです。

男性はひげ剃り、女性は化粧品なども必要に応じて用意します。居室にトイレが付いている場合はトイレットペーパーが必要な施設もあるので、事前に確認が必要です。

その他

お薬手帳、常備薬があれば必ず持参しましょう。入れ歯、めがね、杖などを使っている方は、それらも必要です。居室に時計が設置されていない場合は、時計も必要となります。

メモ帳や筆記用具も必要になる場合があるので、用意しておきましょう。細々とした物が多いので、分かりやすいようまとめて箱や袋に入れておくことをおすすめします。

忘れもののないように

必要な物はかなり多岐に渡りますので、揃え忘れのないようきちんとメモをしながらの用意をおすすめします。その際、一日の朝から夜までの行動を頭に思い浮かべながら、さらには週ごとの行動を思い浮かべながらメモをしていくと抜け落ちを防げます。

書き出したメモを前もって施設のスタッフに見てもらい、アドバイスをもらうことができればなおよいでしょう。

用意したほうがよいもの

必ず必要ではないものの、あるとよいものを考えてみましょう。食事提供のある施設では、食器も施設の物を使う場合がほとんどです。しかし、慣れない食器が使いにくいということも考えられます。

ストレスを感じることなく食事を楽しめるよう、使い慣れた箸やスプーン、茶碗などを用意しておくことをおすすめします。また、食事の際に介助が必要な場合は、エプロンを用意しておくとよいでしょう。

介助する側もされる側も服に気を使う事なく食事に集中できます。散歩などで外出する可能性がある方は、外出着の用意もおすすめします。すぐ近くまでの散歩でも、外出着に着替えて出かけることにより、おしゃれをした感覚になり、楽しい気分になるものです。

こちらも前開きで着替えやすい衣服が望ましいです。加えて夏場は帽子、冬場は厚手の上着、マフラーや手袋があるとよいでしょう。

あると便利なもの

あると便利なものは個人によって差がありますが、一般的な例を考えてみましょう。まず、時間を有意義に使える物があるとよいでしょう。本や雑誌なども考えられますが、年齢を重ねると小さい文字を読むのが億劫になりがちです。

その場合は文字の大きな絵本、写真集をおすすめします。また、大きめのパズルなどもよいかもしれません。趣味の手芸用品、絵画や書道の道具を持参するのもよいでしょう。その際は、持ち込み禁止の物が含まれていないかどうかの確認もしましょう。

針やハサミなどの持ち込みを禁止している施設もあるので、注意が必要です。テレビ、ラジオ、携帯電話などは施設によってさまざまな規則があります。きちんと確認した上で、必要に応じて用意するようにしましょう。

携帯電話を持参しない場合は、誰かに連絡を取る時にわかりやすいよう、アドレス帳をきちんと整理して持参すると安心できます。生活をしていくうちに、足りない物や不要な物も出てくると思います。その都度足し引きをし、快適な生活をおくれるよう心がけることが大切です。また、新しい環境で不安や心細さを感じる場合もあるでしょう。

自宅で生活していた時に壁に飾っていた写真や絵画、そばに置いていたぬいぐるみやクッション等を持参することにより心が安らぐこともあります。物質的に必要なもの以外に、精神的に必要となるものも考えに入れておくとよいでしょう。

 

高齢者向け住宅への入居の際に必要な物について紹介しました。あれもこれもと持ち物が多くなってしまうかもしれませんが、まずは必ず必要なものを1週間分用意し、その上で足りない物を加えていきましょう。不安があれば入居先のスタッフに相談しながら用意するとスムーズに進められます。用意には時間もかかるので、時間的余裕を持ち、落ち着いて用意をするようにしましょう。

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